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ステレオタイプについて

6月中旬に旅行で訪れたオタワのことを思い出してみる。
やっぱり自分の大きなテーマの一つは「ステレオタイプ」だな、と思った。

オタワでの出来事・・・
ホームレスの人がたくさんいたLCBOの近くで男の子に声をかけられて翌日一緒に街歩きをした。
トロントに帰る日、チェックアウト後にホステルのリビングで男性に声をかけられ、散歩に行った+バスが来るまでの時間カフェで話したりバス停まで着いて来てくれた。

そのときのメキシコ人の男の子は日本が好きで、日本語もこれまで勉強していたことがあるらしい。
ホステルの男性は「結婚するなら日本人がいい」と言っていた。ナンジャソリャ、日本人女性にもいろんな人がいますよ。と思った。

これまで外国で街を歩いていると色々思うことはあり、その中の一つが、多くの人は、自分とは異なる人種に対して何かしらの幻想的なものを持っている、ということ。そのせいで不快な思いをすることもあれば、お得な出来事もあった・・・かもしれない。
何かしらの幻想を抱いて「アジア人女性が好き!」って人じゃないと声かけて街歩きしたりしないよね(笑)

まとめると、異なる人種同士は、交流する機会があまりないと、自分の中に幻想を作り出してそれを信じ込んでしまう傾向があるってこと。

私の場合、これまで白人の英語話者に対してとても苦手意識を持っていた。思い返してみると、そもそもあんまり英語の国に行ったことがなかった。

でも、トロントである程度の期間暮らしてみると、白人の英語話者でもいろんな人がいるんだな、と思う。朗らかな人もいればモソモソっとした人もいる。だから段々と白人=苦手っていう意識は取り払われつつある。

やっぱり色々な場所に行って色々な人と交流したり、観察したりしないと打ち破れない自分の中のステレオタイプってあるんだよね。と改めて思う日々です。
それを取り払ってもっとフラットに人と接することができるようになりたいな。

Umbrellas Sky” by Adrianna Calvo/ CC0 1.0